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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」12巻(完結)
ついに完結してしまいました。俺妹。毎週の放送を心待ちにしてたし、ラノベとか、まして小説なんてちっとも読んだことなかった自分が全巻揃えて読破してしまったし、BDも全巻買ったし、同人誌も出したし、というくらい久々にハマった作品。
そんなこともあって、完全に自己満足の世界ですが忘れないうちに感想を書いておこうかと。

以下ネタバレなので文字を背景と同色にしておきます。Ctrl+Aで全選択か、もしくは文字反転させて見てください。

ここから
基本的にコメディタッチの作品だと思っていたので、この展開と結末には正直驚かされました・・・。なんだかんだでハーレムエンドを予想していたのに、本気で決着を付けにくるとはね。しかも選んだ相手が桐乃とは・・・。そりゃまぁ作品タイトルからしてヒロインは桐乃なのはわかりますけど。
って書くと、この終わり方に否定的っぽいですが、そうではないんです。良くも悪くもいろんな意味で落とすべきところに落ちたんじゃないかなと。いろんな関係がうやむやのままなんとなく終わらせてしまうのではなくて、結論の出しにくい(と思う)実兄妹モノを、逃げずに正面から話を書ききったのは凄いと思います。
桐乃の押入れの奥の秘密とか、あやせが告白した後どうなっていたのか、とかちゃんと伏線が回収されたし、作品としてはうまい感じにまとまったなぁと。

ただしー!
あくまで作品としては良かったということが大前提として、一方で、やっぱりちょっと残念な展開だった部分も感じてしまいました。

一つめ。
期間限定で恋人になる、っていう選択と展開に対して、もっと複雑な想いとか心情の描写が欲しかったかな。桐乃は小さい頃からずっと(冷戦期間はあれど)兄が好きだったわけで。その想いが長いすれ違いを経て、なみなみならぬライバルを抑えてようやく実ったわけで。そんだけの想いがあったのに、ほんの少しの期間限定恋人なんかで気が済むとも思えないんですよ。そこは成長した彼らなりの倫理観・実兄妹だからこその信頼感?あっての展開かもしれないし、この方が桐乃らしいといえばらしいかもしれないし、現実にはその辺の落としどころを選択せざるを得なかった作者的都合かもしれないなーとか思うのですけどね。

二つめ。
これは自分が黒猫推しだったせいでもありますが、結果的に黒猫が桐乃の引き立て役として終わってしまった感があるのが残念。「運命の記述(デスティニー・レコード)」についても、もう少しラストの展開に絡んでくるのかと思っていたのに、途中の展開のために利用されただけのような・・・。
あ、ゴスロリビキニは目の保養でしたけどw

三つめ。
麻奈実はどう転んでもバッドエンドw これは半分ネタですけどwでも幼馴染でこんだけ存在感があったわりに、最後が救われない感じが・・・(苦笑)。


まぁ、こんだけ思い入れが深くなってしまった本作品だからこそいろいろ言いたいことが出てきてしまったのであって、繰り返しますが作品は非常に面白かったと思いますよ。
意外だったのは、(作品の展開上仕方ないかもしれませんが)自分の桐乃評価が(全12巻を通して)中盤以降上がっていったことですね。最初はただのクソめんどくさくて生意気な妹くらいにしか思ってなかったのに、最後になって「こいつ可愛いじゃん」みたいな。すごーく、遅咲きのツンデレ(99:1くらいの比率で)だったってことですかね?(謎)
とにかく、最後まで素晴らしい作品をありがとうございました。


ここまで

いやー、本を読んだ感想なんてものすごく久々にまじめに書いてしまいましたw
見返してみると「こんなこと言ってる自分キモッ」って感じすらしますけどw
たまには素直に書いてみるのもいいもんですね(?)。
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by ryo721b | 2013-06-13 23:52 | 雑多なにっき